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ちょっと本を作っています

ちょっと本を作っています

プロローグ

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愛するってなんだろう?

愛されるってなんだろう?


この世には男性と女性しかいません。

それも神様は公平な人だったとみえて、男性と女性を半分こにしました。

誰もが誰かを愛し、誰もが誰かに愛されるように。

愛し、愛されるように、女性は美を競います。男は強さとちょっぴり優しさを競います。

人類が生まれてこのかた、男性と女性に分かたれた、二つの大きな蔦がからみ合いながら、より太陽の輝く方向へと伸びてきたように思います。


そして現在。

私たちは都市生活を主戦場として、新たな愛のかたちを模索しています。

対外的な脅威が薄れたいま、ただ強さだけを競った男性は、忘却の彼方へと押しやられてしまいました。

そして女性です。

家族や地域の因習に固く縛られていた時代とは、異なる生き方ができるようになりました。

自分の容姿や出生だけで分別されて、あきらめと忍耐を強要されることもなくなりました。

自分の努力や考え方次第で、大きな愛を手に入れることも、多くの人に愛されることも可能になりました。


でもそれなのに、愛を得るための手段はいまだに稚拙です。

あいも変わらず、むなしく美を競いあっているにすぎないように思います。

もっともっと、いまの時代背景に合わせた、自分なりの生き方を考えるべき時期ではないでしょうか。

愛されるということは、自分が輝くことです。

愛するということは、自分の世界を広げることにほかなりません。

もっと愛され上手になってみませんか。

さらに愛し方上手になれば、夢や希望や、住む世界が無限に広がっていくと思います。


私は可愛い女からイイ女への脱皮、と表現するのですが、あなたの個性を伸ばして、さらに周りからも好感をもって迎えられる女性になって欲しいと願っています。

この本は、独りよがりのワガママな男からの、独断と、偏見と、自分勝手な提言です。

このようなヤツもいるんだと、反面教師として考えていただければいいと思います。

私の人生を彩り、翻弄しつづけてくれた女性たちに、敵ながらあっぱれとエールを贈ります。


この本は、私のブログ(日記形式のホームページ)『ちょっと本を作っています(楽天広場)』と『両国の隠居のナイショ話(ココログ)』に連載した内容に加筆訂正してまとめました。



第一章 


身も心も捧げた女は飽きられる


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